Excelで同じデータを何度も入力したり、入力ミスをしてしまったことに困りませんか? そんなとき便利なのがプルダウンリストです。プルダウンとは、あらかじめ用意したリストから項目を選択して入力できる機能のことです。一度設定すれば、後はリストから選ぶだけで入力できるので、入力ミスを防ぎ、作業効率を大幅にアップさせることができます。
初心者の方でも簡単に作成できますので、以下の手順を参考に、ぜひ活用してみてください。
プルダウンを使うメリット
- 入力ミスが防げる:決められた選択肢から選ぶだけなので、間違ったデータを入力する心配がありません。
- 作業時間を短縮できる:毎回同じデータを入力する手間がなくなり、作業スピードがアップします。
- データが統一される:プルダウンから選択したデータは表記が一定になるため、後のデータ整理や分析がスムーズにいきます。
Excelプルダウンの作り方
手順1:プルダウンに表示させたいリストを作成する
- セル範囲を決める: プルダウンに表示させたい項目をすべて入力するセル範囲を決めます。例えば、A1セルからA5セルまでなど。
- 項目を入力: 決めたセル範囲に、プルダウンに表示させたい項目を一つずつ入力していきます。
手順2:プルダウンを設定したいセルを選択する
プルダウンを表示させたいセル(例えばB1セル)を選択してください。
手順3:「データ」タブから「データの入力規則」を選択する
Excelのリボンメニューの「データ」タブをクリックし、「データの入力規則」ボタンをクリックします。
手順4:「リスト」を選択し、ソースを設定する
「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されたら、「設定」タブの「入力値の種類」で「リスト」を選択します。 そして、「元の値」の欄に、手順1で作成したリストのセル範囲を入力します。例えば、A1:A5と入力します。
手順5:「OK」ボタンをクリックする
設定内容を確認し、「OK」ボタンをクリックすると、選択したセルにプルダウンが表示されます。
完成!あとはプルダウンから好きな項目を選んで入力するだけです。
プルダウンをカスタマイズしよう!
Excelプルダウンは、さらに便利にカスタマイズできます。
- 複数のセルに同じプルダウンを設定する: プルダウンを設定したセルをコピーして、他のセルに貼り付けると、同じプルダウンが設定されます。
- リストの追加・変更: リストの内容を変更したい場合は、「データの入力規則」を再度開き、「元の値」のセル範囲を修正します。
- 条件付き書式: プルダウンで選択した項目に応じて、セルの色を変えたり、フォントを変更したりすることができます。
セルのコピーは「Excel重複削除の完全ガイド:初心者でもできる!効率的なデータ整理術」を参考にしてね!
まとめ
Excelのプルダウン機能は、データ入力のミスを防ぎ、作業時間の短縮ができる便利な機能です。一度マスターすれば、日常の業務が大幅に効率化されます。ぜひ、この手順を参考に、Excelの作業効率をアップさせてください。
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