エクセル(Excel)初心者さん必見!表示形式で計算できない!?
「あれ?なんで計算できないの?」エクセル初心者さん、こんな経験ありませんか?
エクセルで数字を入力しても計算結果がおかしい、あるいは文字として扱われてしまいグラフに表示されない…。実は、これらは表示形式の設定が原因かもしれません。
表示形式とは、セルに入力されたデータがどのように表示されるかを指定する機能です。数値を文字として表示したり、日付の表示形式を変えたりすることができます。
この記事では、特に数値と文字列の変換に焦点を当て、エクセル初心者の方でも理解できるように、具体的な手順と使用例を交えて解説していきます。
なぜ数値が文字として扱われるの?その原因を徹底解剖!
なぜ数値が文字として扱われるの?
エクセルでは、入力されたデータは数値、文字列、日付など、様々なデータ型に分類されます。
- 数値は計算に使用できる数字です。
- 文字列は文字や記号の集まりで、計算には使用できません。
- 日付は日付を表すデータ型です。
表示形式の設定によって、同じ数字でも数値として扱われたり、文字列として扱われたりします。
例えば、「08012345678」という電話番号をセルに入力した場合、先頭に0があると自動的に数値として認識され、0が省略されて表示されることがあります。これは、連絡帳や顧客台帳や注文書などに電話番号として入力したい場合に問題となります。
数値と文字列の変換方法をわかりやすく解説!
数値と文字列の変換方法
1. 数値を文字列に変換する
方法1:表示形式を変更する
セルを選択し、[ホーム]タブの[数値]グループで[表示形式]をクリックします。
ドロップダウンリストから[文字列]を選択します。
方法2:TEXT関数を使う
任意のセルに「=TEXT(A1,”00000000000″)」と入力します。
A1は変換したいセルを参照、「ゼロ(0)」は電話番号の桁数入力します。
これにより先頭のゼロ(0)を追加できます。
方法3:「 ’(アポストロフィ)」を頭に付ける
入力したいセルに「’」を入力してから電話番号を入力する方法です。
頭に 「’」を入れることでその後に入力した数値を文字列としてそのまま表示できます。
関数や書式設定が不要なため、簡単ですが、大量に変換したい場合などには向きません。
2. 文字列を数値に変換する
方法1:表示形式を変更する
セルを選択し、[ホーム]タブの[数値]グループで[表示形式]をクリックします。
数値の表示形式を選択します。
方法2:VALUE関数を使う
任意のセルに「=VALUE(A1)」と入力します。
A1は変換したいセルのセル参照、C1に関数を入れると数値に変換されます。
表示形式の応用でさらに便利に!
表示形式の応用
表示形式は、数値だけでなく、日付や時刻の表示形式も変更できます。
日付の表示形式:年月日、月日年など、様々な表示形式があります。
時刻の表示形式:時分秒、時分など、様々な表示形式があります。
セルの書式設定はよく使うのでホームタブだけでなくショートカットキーでも簡単に出せるので覚えておきましょう。
表示形式をマスターして、エクセル作業を効率化しよう!
表示形式をマスターして、エクセル作業を効率化しよう!
この記事では、エクセルの表示形式について、特に数値と文字列の変換に焦点を当てて解説しました。
表示形式を適切に設定することで、計算結果がおかしくなるといったトラブルを防ぎ、より正確なデータ管理を行うことができます。
ぜひ、この記事を参考に、エクセルの表示形式をマスターし、業務効率UPを目指しましょう!
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